Reki997の忘備録

思いついた事とか考えてる事とか

車買いました

前回の記事からめっちゃ期間空いちゃったけど車買いました。

ずっと欲しいと言い続けていた996型カレラ4(後期)の6MTです。

 

本当は色々悩んだ挙句の結果だったので、それを今回はだらだらと書き連ねていこうと思う。

 

①候補について

どれだけ911が好きでも、おいそれと買えるものでも、維持できるものでもないというのはうっすら分かっていた。なので、本命は996C4としつつも、他に運転が楽しい・かつ自分が好みの車は無いかなと探していた。そんな中で候補にしていたのは以下の4車種

・HONDA S660(新車)

⇒これは言わずもがな初期購入費用と維持費、そして運転が楽しいだろうなと言う想像とコンパクトさから。最終的に何度も何度も考慮するくらいには候補に挙がっていたけど、その度に荷物が載らなさ過ぎて脱落した子。結論から言うと買わなかったのは半分正解だったという感じ。というのもこのブログを書いているまさに1週間ほど前にS660の生産終了が発表されたから。モデューロX買ってたら間違いなくコレクターズアイテムになってたろうし、将来的に911に乗り換える時にも高値がついたはず。(何なら新車より高くなったりして)それを考えると買うのはアリ(正解)だったわけだけど、実はそうも言ってられない事情があったから半分正解という形なのです(後述)。他にはエンジンがやっぱり終わってるというのが買わなかった理由の一つ。せめて途中でS07Bに乗せ換えてくれれば…まだマシだったんだけどね。流石にエンジンのチューニング耐性が無さ過ぎるので、パワー欲しいとなった時の費用対効果が悪すぎる。

 

・LOTUS ELISE(2ZZ)

⇒これもS660とほぼ同じ理由。維持費が安くて楽しいことが容易に想像できる子。コンパクトなのもいい所でエンジンも選べばトヨタ製がついてくる。その分初期購入費用が高くつくのがデメリットで、先述のトヨタの子の値付けは少なくとも400近く出さないといけない位。構造が簡素で故障が少ないということは容易に想像できたものの、荷物が相変わらず乗らないのが致命的だった。僕は自転車乗っけてどっかに行きたいとも思っていたので、MRはやっぱり厳しかったという感じ。で、車体価格が結構高いのでS660程考慮には上がらなかった。

 

・GRヤリス

泣く子も黙るトヨタの対WRC最終兵器(だと思っている)。この子は新車で買える上に6MT、ターボエンジン、4WD、3ドアが揃ったまさに僕好みの子。しかもRCなら350万位で買えちゃうんだから恐ろしい。専用プラットフォームでカーボンルーフ標準の奴がだよ?でも、結論から言うとこの子は全くと言っていいほど検討に上がらなかった。僕自身がちょっと前まで大のトヨタ嫌いっていうのもあったり、好きなんだけどなんか違うっていう感覚があったから(見た目がBクラスのコンパクトカーとか、フルタイム4WDなのにセンターデフが無かったりとか)。後者は新たな技術として受け入れることが出来てもやっぱり前者は無理だった。僕が4WDハイパワーターボを好きになったころのランエボとかインプSTIみたいな雰囲気が無い気がして…。この子なら荷物も載せれるし全天候型の4WDでまさに僕が欲しい車象そのものだったんだけど、とにかくスタイリングが合わなかった。

 

・996型911carrera4

⇒大本命涙目911。僕が911を、ポルシェを好きになったきっかけの車であり、歴代911の中で最も好きな型式&モデル。カレラ4Sじゃなくてカレラ4なのはNAなのにターボルックなのが好きじゃないから。カレラじゃなくてカレラ4なのは4WDが好きだから。歴代で大多数の丸目じゃなく涙目なのはそれ自身がポルシェの技術的転換点を指示しているから。自分が996じゃないとダメな理由は山ほどあるけど、ここではこの位で。予算としては最大400~450万位を考えていて、その金額を出せばATのターボも買えました。エンジンのIMS問題やシリンダー割れ問題を考慮してもカレラに拘ったのは補器類の少なさから来る故障率の低さを狙ったのと、どうしても6MTが欲しかったから。と、ここまで自分の拘りを連呼したものの、探している段階ではここまでの拘りは無かったです。元々中古車しか無い上に6MTの個体数がかなり少ないので、普通のカレラとかカレラ4Sでもいいと思っていました。ただ、そういう時に限って出てくるんですよね。ドンピシャの子達が。あえて”達”と書いたのは文字通り1台だけじゃなくて合計で3台候補車があったからです。2台は後期でノーマルの子とちょい弄られてる子。最後の1台は前期でラリー仕様に改造されている子。この3台は僕が狙い始めてから揃いも揃って半年位売れてませんでした。その均衡が破られたのが昨年の12月半ば。いつも通りカーセンサーを眺めていると、後期の片方が既に売れちゃってました。ここでヤバいと思ったんですよね。これを逃すと一生後悔するかもしれない、と。そこから先の話はトントン拍子に進み、速攻で現車確認しに行って前金払って抑えました。その直後位の話ですが、300万前後で買える6MTの程度が良さそうな子達は一斉に売れてしまい(前述のラリー仕様も!)記事を書いている現時点では同じような子を買おうとすると400万位出さねばならない状態になってしまいました。

S660が最終的に候補から外れたのは正に上記の相場問題が原因です。僕としてはもう少しゆっくり両者のことを考えたかったのですが、そうは言ってられない位2020年は300万以下の個体が売れてました。勿論程度は相応に良くなさそうな子ばかりでしたが、それでも相場から250前後の子が居なくなるというのは異常事態だったので。ここ数年の空冷911の異常高騰や第二世代Rを筆頭にする国産90年代スポーツの異常高騰を見たばかりだったので、ここで買わなきゃマジで買えなくなると思い買いました。まぁ実際には996が空冷並みに高騰することはないと思うのでそこまで焦らなくてもよかったかもしれませんが、海外に程度の良い個体が流出するのはどの車種もそうなので、今後今の相場より下がることだけは絶対ないと思っています。候補車の説明のつもりがめちゃくちゃになっちゃったけどまぁいいか。

 

②買う時期について

これは元々決めていて、遅くとも社会人2年目のGWには納車される位の感じで考えていた。これは直島とか瀬戸内海に今度は車で行きたいっていう思いと、納車直後に1000キロオーバーのロングドライブは避けたいという思いから。夏のお盆に行くとして、3か月あればマイナートラブルとか出し切れるかなっていう淡い考え。

でも現時点で既に所有しているということは、このタイムリミットより大分早くに購入したことになる。これは上述の通り市場の個体数の問題から。

 

③予算について

上の候補車の所で書いちゃってるけど、予算は最大450万位を想定してました。この位までなら購入前の生活水準を維持できるだろうというラインです。結果的にはこの最大値の3分の2位で済んだので本当に良かったです。

ただ、本当に450出してたらどうなっていたかと思うと…怖くてちょっと話してられないですね。車は買って終わりじゃなく買うことが始まりなので。買ったら買ったですぐに盗難が怖くなったし(盗まれやすいわけでも盗まれやすい場所に停めてるわけでもないけど)、車両保険が…となったり。この辺りの維持費については大分余裕をもって計算していたおかげで助かりました。生活水準を落とさずに済みそうです。

ちなみにだけど911じゃなくて新車でS660かヤリスを買ってたなら心労的に大分楽だったと思います。任意保険がかなりイージーゲームになります。

 

と、こんなところかな。最終的な結論として、やっぱり自分が憧れてた車を買って本当に良かったと思う。S660はエリーゼ、ヤリスが劣っている車だとは全く思わないけど、夢にまで見たモノを所有しているという喜びには代えられない気がします。

 

皆さん?(読んでる奴なんかいない)も諦めずに夢だった車を買いましょう。

(つってもフツーのサラリーマンじゃR34とか無理ゲーだよね…)

 

終わり。